2015年3月18日水曜日

朝日JC強姦殺人公判①~起こした事件を忘れ心の中は反省よりも受刑生活へ

もうこの少年被告の頭の中は起こした事件など遠い記憶の方に去っていったのだろう。

成人ならば強姦・強盗殺人で無期又は死刑という量刑の罪名で起訴必至だったのを
少年という立場で『死人に口なし』でうまいこと自分に有利な供述をし10年程度の量刑の罪名にまで持っていった『その手腕』は弁護士の入れ知恵だろうか。

恐らく被告の少年は弁護士から過去の判例からのおおよその『刑期』を伝えられて
真面目にやれば7.8年で出られると踏んでいるんだろう。

だからこそ公判でのこの態度である↓。

 朝日町で平成二十五年八月、帰宅途中の中学三年生の女子生徒=当時(15)=を襲い死亡させたとして、強制わいせつ致死と窃盗の罪に問われた少年(19)の裁判員裁判第五回公判が十七日、津地裁(増田啓祐裁判長)であった。被告人質問で、検察側は少年の犯行に対する計画性や殺意の有無についてただしたが、少年は「記憶がない」「覚えていない」などあいまいな受け答えに終始した

 検察側は、少年が被害者を自転車で追い抜き、別の場所で待ち伏せていたとして、犯行の計画性を迫った。少年は「自転車を止めて景色を見ていたら声が聞こえた」と犯行の偶発性を主張したが、検察側は少年が過去の取り調べで、「イヤホンで音楽を聴いていたので声は聞こえなかった」と供述したことを指摘。少年は過去の供述を撤回し、理由は「答えられません」と述べるにとどまった。

 手で鼻と口をふさいだ点は、「息ができなくなれば死ぬ」と危険性を認識していたことを明らかにしたが、「殺す気だったか」との質問は「いいえ」と否定。「死ぬかもしれないとは」という質問には無言を貫き、脈拍や鼓動を調べようとしながら救護義務を怠った点については、「覚えていません」と繰り返した。

 検察側の質問に先立ち弁護側の質問で、少年は事件発覚直後の心境について、「生きた心地がしなかった。何が起こったのか整理がつかなかった」と語った。遺体発見の知らせを聞いた当時については、「死んだと思っていなかった。信じられなかった」とした。

 友人から事件の犯人としてからかわれたことは、「穏やかではなかった」とし、「自首するつもりは」との質問には「行動に移す勇気がなかった」と述べた。

 あいまいな供述で追及をかわす少年の姿に、検察官が「遺族に申し訳ないという気持ちがあるなら、きれいな謝罪の言葉ではなく最後の瞬間を思い出す努力をしては」と問い掛ける場面もあった。

 少年は「思い出そうとしたが努力が足りなかった」と述べ、「きちんと努力して伝える気持ちはあるか」と問われると、小さく「はい」と口にした。
http://www.isenp.co.jp/news/20150318/news07.htm

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